薔薇のつぼみとザクロの花びらのお茶

ウイグルで買い付けされてきた、なんともロマンティックな風情のお茶。女子ならば素通りできない見た目です。

お茶といっても花をそのまま乾燥させたものですから、味という味はないのだろうと思っていましたが、香りがよくて癒される風味です。紅茶などにブレンドしてオリジナルのお茶にするのがおすすめだそうです。

ジャスミンや金木犀なども同じ性質です。花期を逃さずに摘めば、自作でジャスミンティーや桂花陳酒まで出来るようで、検索すればいろんな方がネット上でその方法を紹介されています。

もうすぐ花期を迎える、くちなしなども、ジャスミンに劣らない素晴らしい芳香があります。日本ならば、くちなしの実をお正月のくりきんとん作りに使う程度ですが、台湾をはじめアジアでは花の香りをお茶にうつして楽しむ文化があります。

いずれも、開花寸前のつぼみの時期が最高に香りがよいとされ、採取した後、お茶やホワイトリカー、ワインやシロップにつけ込んでエキスや芳香を抽出します。

我が家の庭のクチナシがそろそろつぼみを付け始めています。そろそろオオスカシバの幼虫もお出ましになる頃。毎年オオスカシバの幼虫にほとんど丸坊主にされるほど葉を喰い尽くされてしまうのですが、成虫のかわいさ(フサフサとした美しい身体とレースのような羽をもつ鳥のような蛾!)を思うと捕殺できません。

茎だけになるほどアオムシたちに激しく食されてしまうクチナシですが、枯れてしまうこともなく、翌年は元気に若葉を出します。アオムシたちもある程度成長したら、姿は見えなくなり、成虫になってしまったのかどこかに消えてしまいます。

幼虫はあくまでも赤ちゃんで、永遠にそこにいるわけではないので、近頃は駆除というよりは、時間の経つのを待つことも多いです。

そんなこんなを見ているうちに季節はどんどん過ぎて行きます。