滋賀県立近代美術館 手塚治虫展

久々に滋賀近美へ。
行きに予習復習を兼ねて、ツタヤでDVD「火の鳥」をかりて車に乗り込む。
いまさらながら、あまりにスケールの大きい、壮大なテーマをつきつけられて、
展覧会の期待のわくわくというより、考え込むようなテンションになってしまった。
宇宙の、生命の、神秘の世界を手塚氏はどこまで知っていたのだろう。
自分の存在どころか人間自体の存在の意味がわからなくなり…。

夏休みだけど、子どもに迎合した形でなく、やや大人向きの展示内容。
心の中はあいかわらず、いろんな思いが交錯して少々混乱気味だけど、
美しい手書き原稿が間近で見られて大満足。
お土産は手染めてぬぐい(ピノコ語練習帳)がおすすめかと。