型染めティマット

りぼん柄の型染めの試作をティマットに仕立てました。
狛犬サマを飾るマットになります。

リネン糸のぼんぼりつき。
大好きな民芸の世界にモード的な要素をつけていきたいというのが
今の私のテーマ。
型染めというのは、型紙を作り、のりおきして防染処理した布や紙に、
顔料を手描きでのせていくという伝統的な手法。
のりは糠やもち粉、定着液は大豆のすりつぶした汁、顔料は岩絵の具など、
行程のほとんどが天然の素材を使用します。
今や布でも革でもインクジェット印刷はあたりまえ、
シルクスクリーンですらスローといわれるのですから、
まことに超スローな手法といえますね…
こういう小さなマット類が生活にあるというのは善いものです。
暮らしにひとつの哲学…思想を感じませんか?なんて大げさでしょうか。
京都でこんな展示が開催されています。
関美穂子さんの小宇宙…みたことないようなつけ衿の世界。素敵!!
関美穂子の「つけ衿」展
とき 10/5(土)~10/19(土)
時間 11:00~18:00 (日曜日休み)
会場 LINNET