キャラメル風味のカスタードプリン(レシピつき)


すっごく面倒に見えるのですが、意外に行程はシンプルで簡単。
うちでは牛乳があまっちゃった時の大量消費策として登場いたしますが、自家製プリンの姿って平和な感じでいいですよね〜
全体にキャラメルテイストがついてコクがあるのは、
カラメルソースを作ったあとのお鍋に牛乳を入れて加熱しているから。
はじめは洗い物をラクにするためにはじめた行程ですが、今ではカラメルをちょっと多めに作り、わざと鍋に多く残して牛乳に溶かし込んでいます。その分プリン自体の砂糖は減らしてバランスをとっています。
コツは卵をまずはじめに、液状になるまできちんとほぐすこと。
泡立て器を上げたときに、白身のぷるん感がまだついてくるようではイケマセン。
小学生のときに、黄身だけでプリンを作れないか試したことがあるのですが、全く固まりませんでした。凝固のカギは白身にあるのです。
あと、家で作ったプリンが変なにおいで…って言われるのを時々聞くのですが、これはバニラが足らないんだと思います。またまた小学生の時ですが、バニラエッセンスを入れないでプリンを作ったところ、卵くさくて食べられませんでした…
できたら合成エッセンスではなく天然のバニラエクストラクトをしっかり入れたいところです。
小瓶1本1500円ほどで少々贅沢ですが、デパ地下などの高級洋菓子店と同じ香りになりますよ。
材料(写真の瓶で容量80mlぐらい×6個分)
・卵2個
・砂糖35g
・牛乳350ml(卵大きめの時は370ml)
・バニラオイル、バニラエクストラクト 少々
カラメルソース
・砂糖50g
・水大さじ1
・お湯大さじ1〜 様子見ながら。入れすぎたら煮詰めればいい。
つくり方
1.カラメルソースをつくります。
鍋に砂糖と水を入れて焦がします。少しけむりが立つぐらいの濃い色がおすすめ。
スプーンやおはし厳禁。終始鍋を揺すって作業します。
好みの色になったら、お湯を入れて全体を薄めます。
なじんだらプリン容器に分け入れます。
2.カラメルを作った鍋を洗わずにそのまま牛乳、砂糖を入れて、温めます。
3.卵をしっかりほぐし、まだ温かい(熱すぎると卵が煮えるので注意)2の牛乳とバニラを入れてまぜます。目の細かい茶こしに通し、なめらかなベースを作ります。
4.カラメルを入れたプリン容器に入れて天板に並べ、沸騰したお湯をはってオーブン160度で20分程度焼きます。蒸し器でもできます。スが立ちやすいので途中よく観察した方がいいですね。

卵3個分牛乳525mlでこれだけできます。おかわりするほどできるのが嬉しい。