しらみとホメオパシー

-----—「しらみだ!」という恐怖の叫びが響き渡り、生徒たちがクラス別に
検査のために整列しなければならなかったあのとき、僕たちのクラス担任が
どんなに慌てていたかをまだよく覚えています。
うれしいことに僕の母は全く冷静で、シラミの害も一種の病気であることを話して
くれました。すなわち、いつも君の体の状態が悪かったり、精神的にバランスが
とれていないと、たやすくシラミが君を襲います。
これはたいてい、君が8歳か9歳の頃です。
                    『子供にもわかるホメオパシー』より
8歳か9歳のころって歯が生え変わったり、小学校中学年にさしかかり自我が芽生
えてきたりで、身体も心も忙しくてバランスを崩し易いのかもしれない。
兄弟でもしらみの付き方が違うみたいだものね?
しらみは子どもがどういう状態なのかを教えてくれるメッセンジャーだったのだ。
そんなことを気づかせてくれるホメオパシーが好きです。
虫も生き物だから、こちらが語りかけると、わかってくれるらしい。
「ここはお前のいる場所でないから出ていっておくれ」
と話し掛けると、大概家から出て言ってくれるそうなのだ。
きっと今日から、虫への接し方が変わるね。