瀬戸本業窯へ器を買いに行く。

民藝の器を買いに行く。
さて、関西だったら
大阪日本民芸館にあるだろうか、
あるいは
大阪の日本工芸館にあるだろうか…
などと考えていましたが、
いきなりですが、愛知県瀬戸市の瀬戸本業窯さんへ行くことにしました。
片道200kmの移動です。
こういう突然行こう!って決まるのって、本当にワクワクしますね。
お目当てはふたつありました。
まず、
深川神社前の鰻屋さん。
20年前に偶然行って、その雰囲気と味に魅了されました。
私にとっては思い出深き店です。
瀬戸行くなら外せません。
思い立って午前11時頃、奈良を出発したので、ギリギリセーフ。
いや、間に合ってホント良かったです。

商店街好きなので地域の商店街は必ず歩いてみる…う〜ん懐かしいけど、いつまでこの風景見れるかな…


瀬戸本業窯さんには好みの器が盛りだくさんでクラクラ…
黄瀬戸、三彩、とても美しいものが並んでいます。
馬の目という文様のものも素敵で、洋食にも合いそう。
器はろくろでひいているそうですが、仕事が精巧で、
きちんとスタッキングができます!
柳宗悦、白州正子と関わった方は今では雲の上のような存在ですが、
民藝の器は変わらず手頃な値段で求めることができます。
民藝の意識を貫き、近代化に流されずものづくりをされてきた歴代の半次郎氏の苦労は
大変なものではなかったかと思います。
今でも粘土や釉薬なども自前で調達しているとのこと。
資料館、カフェ、ギャラリーとあり、とても良いものを沢山見せていただきました。
八代目後継半次郎氏にも詳しく説明していただき、感激しました!
民藝の啓蒙、いろいろ活動もされているようですね。
行ってみたい、見てみたいという自分の声が聞こえたら。
気になったなら行ってみる、会ってみるっていうのが吉。
大変充実した1日でありました。