オートミールバー(レシピつき)

昔、ヒデキが宣伝していたハウスのグラノラバーというお菓子がお気に入りでした。あまり売れなかったのか、いつのまにか店頭から姿を消してしまいました。あれ、ちょっと早すぎたアイテムだったんじゃないでしょうか?ツブツブフードが見直されている今なら結構売れたに違い有りません。そんなグラノラバーを懐かしんで考えたのがコレ。卵もバターも入っていないし、繊維質も豊富なので妊婦の時によく作って食べました。鍋としゃもじひとつで簡単にできます。

●材料●天板1枚orパイ皿1枚
サラダ油50g(50cc)
砂糖30g
はちみつ 大サジ1
バニラオイルやラム酒少々
オートミール100g
小麦粉50g
お好みでココナツフレーク、ごま、カレンズなど適宜。
●作り方●
1:鍋に油と砂糖、はちみつを入れる。計量はデジタルスケールを使うと楽ちん。
2:火にかけ、砂糖がぶくぶくしたら火からおろす。
3&4:小麦粉とオートミール、好みでナッツ類などを入れて混ぜ、バニラなどで風味付けする。全部まとまったら生地のできあがり。
5:油を塗ったパイ皿か天板に開ける。
6:手のひらで平らに押し固め、切れ目をいれて170度のオーブンで約15分焼く。

皿に入れたらペタペタと手で平たくします。厚くするとソフトタイプ、薄くするとクリスプタイプ。
はちみつ入りで焦げやすいので注意。
オートミールといえば、私がまだ小さかったころに母が「外国の偉人はこれを食べて育ったらしい」といって、大阪の高島屋に行った時にはじめて買い求めたのを覚えています。期待をふくらませながら箱のレシピ通りに作ったおかゆは、ぐちゃっとした見た目で味も美味しいものとは思えず、2度と作られることがありませんでした。あの時のおかゆはいただけなかったけど、ザックリと歯ごたえを残したオートミールは今では大好物。このレシピはオートミールの比率が大きく、食べごたえ充分。ついでだから、木の実やゴマ、レーズンなど、身体にいいものをいっぱい放り込んでしまいましょう。油は普通のサラダオイルでもいいのですが、菜種油や白ごま油を使うとより健康的。あるいはバターを少し加えてバター風味にしてもいいし。変貌自在です。