四国の大学で教鞭をとる友人のブログより
【以下抜粋】
それは知らない人が集まるパーティーに参加することの怖さと、
それを経験し克服することの大切さ。
見知らぬ人が集うパーティーに参加すると、
自分以外はみんな楽しそうに見えるもの。
なんだか自分だけ「場違い」のような居心地の悪さがあり、
どう振る舞えばいいか分からなくなってしまう。
でも実はみんな同じ不安を抱えている。
たった一度のパーティーで最高の思い出ができたり、
とても意味のある大きな出会いがもたらされたりすることはまず無い。
でも不安や怖さを抱えながらも、新しい出会いの場へと継続的に自分を駆り立てていけば、
小さな出会いの点がつながりはじめ、今までの行動が意味を持ち始める。
私たちも、現在新しいことを始めたり、新しい人に出会う時、若い人同様不安や怖さを感じる。
そんな時お互い思い出すのが、若い頃アメリカでそれぞれが参加したパーティーにいた自分たち。
言葉も分からず、勇気を持って話しかけても会話が続かない。
逃げ出したくなるようなパーティーに何回も参加した。
アメリカの大学で授業を受けた事実よりも、
そんなアジェンダの無いパーティーに存在できた自分たちを思い出し
「あれをサバイブできたんだから、怖いものなんてないよね!」と自分を奮い立たせる。
先日の我が家でのパーティーに参加してくれたみんなも、
きっと同じ怖さを抱えていたと思う。
特に私の心理学の授業から参加してくれた2人はほとんど知り合いがいなかった。
そんな彼らに敬意を評したい。
そしてこれからも、自分を常に新しい場所へと向かわせて欲しい・・・。