ウールのルームシューズ

はじめてウールの原毛洗いの段階から手がけたフェルト生地で、ルームシューズを縫いました。
京都のスピンハウス ポンタさんで求めた原毛。
ポンタさんから送られてきた原毛、それはそれはきれいなものでした。
先がくるんとカールして、とんがりコーンみたいなかたち。
優しく洗って、そのまま櫛でといたら紡げそうな素直な感じ。
大事に育てられて大事に刈り取られたんだなと実感できるような上質の原毛です。
もし原毛の洗いからやってみたいと思われる方は
動物園とか牧場でわけてもらったような汚れの多いモノでなくて
ポンタさんの扱う原毛で試されてみてください。
きっと羊さんへの愛情が高まることでしょう。
さて、過去にもルームシューズはいくつも作りましたが、
どうしてもかかと部分がぺったんこになるので
今回ははじめからバブーシュ。
底部分はロウビキ帆布で縫いましたが、固いこと固いこと。
ひっくり返すのに苦労しました。
だけど丈夫な生地でないとすぐ破れてしまうし。
底内側は柔らかい生地、底部分はもうすこし適当な素材を探したほうがいいみたいです。